体もお財布もすこやかにする情報を発信する雑学サイトです。

すこやか084.org

カテゴリー

チョイス:摂食障害には拒食症と過食症がある。当然治し方も違う?

 
食べ過ぎ
この記事を書いている人 - WRITER -
Author

健康でいるというのは、実に難しいことである。太りすぎは体に悪いが、さりとて痩せすぎもまた危険である。

スポンサーリンク
食欲不振の女性
食が細いということは、必要な栄養が足りていないということ。

摂食障害の原因

患者さんは全国に21万人もいる。死亡率の高い疾患。コロナ禍で未成年者の1.6倍も増えた。
自分の意思のみではコントロールできなくなる。うつ病や不安障害、強迫神経症などを合併しやすい。
ダイエットと心のストレスが重なると発症しやすくなる。
脳の視床下部はストレスに敏感に反応するため、摂食中枢の食欲のコントロール機能が壊れる。 

身体像の障害

痩せているのにまだ太っていると錯覚すること。肥満を非難されたりしたことがトラウマになってなる場合もある。
本人はあまり自覚がないため、家族などが食行動の変化、短期間での体重の減少、感情の起伏などをよく見る必要がある。
独居のヒトであれば健康診断などを自身でチェックする必要がある。

神経性やせ症(通称拒食症)

著しい痩せ、肥満恐怖、体形を気にしすぎる、低体重のリスクに関する無関心などが見られる。
プロのモデルやバレリーナ、マラソン選手でもない限り、一般人がそんなに痩せている必要はない。
テレビや映画、雑誌などが「痩せている」ことを殊更美化しすぎているせいでもある。

検査は血液検査でALT値を見る。肝炎や肝硬変のヒトのように数値が上がる。
足りない栄養を体は脂肪や筋肉を分解して賄うため、心臓、脳、肝臓とあちこちに不具合が起きてくる。
入院が必要となる。


節食制限型(量を食べない)と嘔吐や下剤乱用の過食・排出型がある。
当然、無月経、骨粗鬆症、低血糖、低血圧、徐脈、脳の萎縮などが見られる。

やせの治療

軽症なら外来で栄養指導など。1カ月で1~2kgの増加を目指すのが適切。吸収能が悪いヒトには栄養剤が処方される。過活動であれば安静時間を作るようにする。

外来で体重が低下し続ける場合、低血糖や徐脈が見られる場合には、入院治療となる。
経管栄養、高カロリー輸液を短期使用する。ただ急激な栄養補給は遭難後と同じく、再栄養症候群を来し、致死的となるリスクもあるため、リンを補いつつ慎重になされる。

本人が治療に拒否的なことが多いため家族にも説明がなされる。

神経性過食症

自分ではコントロールできない過食と、その結果である体重増加を防ぐための代償行動が見られる。
多くは自己誘発性嘔吐、下剤、利尿薬の乱用、過剰な運動など。

自己評価に体型がかなりのウエイトを占める点では神経性やせ症と類似する。体重変動に対する気分の変動も大きい。頻繁な排出行動による低カリウム血症、不整脈、歯牙酸蝕!も見られる。人体で最も硬いエナメル質でさえ、pH2の胃液では溶けてしまう。意図的に頻繁に「吐く」ことはお勧めしない。

過食があっても代償行動がないタイプは過食性障害という。欧米に多い肥満者はこのタイプに該当することが多い。

過食症の治療

まずは生活を規則正しくする、過食や排出行動について理解させた上で、 支持的精神療法、認知行動療法、集団精神療法などを行う。人間関係に問題があればそれも検討する。

治療薬は海外ではfluoxetineが初期に投与されるが、長期的効果は不明である。
日本ではルボックス錠(50mg)を1回1錠、1日2回服用する。生活リズムの改善も平行して行う。夜間に過食が止まらないヒトには睡眠導入剤の処方もなされる。

危険なダイエット

下剤ダイエット、絶食ダイエット、一種類ダイエットなど、急激に痩せようとするのは体に無理がかかり、健康を損なう。
自分の体重の3%を3~6カ月かけてゆっくり痩せるようにする。

どちらにせよ、数日で治るものでもないため、根気強く治療していくことが肝要である。自分のためでもあり、家族のためでもあるのだから。

歯は思っている以上に健康には大事な臓器である。興味のある方はこちら→
歯:歯周病、口内炎、ドライマウス、口臭も気になりますよね。 

ダイエットに興味がある方はこちらも→
ゲンキの時間:チーズでダイエット?中鎖脂肪酸とカルシウムで?

この記事を書いている人 - WRITER -
Author

Copyright© すこやか084.org , 2022 All Rights Reserved.