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ノーベル賞速報:日本人も獲得?その歴史、賞金、歴代受賞者一覧!

2021/10/12
 
ストックホルム グランドホテル
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またもやノーベル賞の季節がやって参りました!
2021年は10月4日から10月11日まで、小出しに発表されます。
どうせなら全部まとめて発表してくれればいいのに、と思いますが、審査する係が違うからでしょうかね。

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授与式は12月10日(ノーベルさんの命日)ですが、今年もリモートでしょうか?あの晩餐会、映像だけでも見たいです。
ヨーロッパにでも住んでいないと、国王(グスタフ陛下)や晩餐会なんか見ることはないですから。

わたくしの予想では医学・生理学賞はmRNAでCOVID-19ワクチンを開発したふたりではないかと。
さてはて、どうなりますか?

追伸(10/11): ハンガリー出身でmRNAワクチンを開発したカタリン・カリコ氏と、アメリカ・ペンシルベニア大学のドリュー・ワイスマン教授のおふたりが受賞できなかったのは、推薦の締め切り(1/31)に間に合わなかったから!だそう。残念です。「人類に貢献」したであろうことは明白なのに。来年は受賞できるのではないでしょうか・・・?

追伸(10/5):予想、外れました!医学・生理学賞、ぜんぜん知らない先生方でした~。
以下発表され次第、毎日埋めてまいります。

ついで情報として、2021年10月の授賞式も行わず、受賞者が各国でメダルを受け取ることになったそうです。
晩餐会映像で見られなくて、残念でございます!
日本人の既受賞者一覧は一番下です↓

2021年の受賞者 どこの国の方であれ、おめでとうございます!

  • 10/4 医学生理学賞:カリフォルニア大学FC校のジュリアス氏とスクリップス研究所のパタプティアン氏が受賞した。ジュリアス氏は細胞表面にカプサイシンに反応する受容体があり、「辛い」という感覚の他、熱にも反応すること、また辛さと熱を同じ「痛み」として感じることもできることを明らかにした。
    パタプティアン氏は皮膚や内臓に力の刺激を感じるセンサーがあることを明らかにした。
    カロリンスカ研究所はこの両氏の研究により、ヒトがどのように熱さや冷たさを神経の信号に変え、周囲を認識して適応しているのかがわかったこと、慢性痛に対する治療法の開発にも貢献するものと評価したことを授与の理由として挙げた。
    賞金は1,000万スウェーデン・クローナ(日本円では約1.2億円)、1/2ずつ居住国で受け取ることになる。

  • 10/5 物理学賞はプリンストン大学の上級研究員真鍋淑郎氏(90歳、国籍はアメリカ)、ドイツのハンブルグ大学クラウス・フェルディナンド・ハッセルマン教授(89歳)、イタリアのローマ・ラ・サピエンツァ大学のジョルジョ・パリ―ジ教授(73歳)の3人が受賞した。スウェーデン王立科学アカデミーが発表。「気候変動や温暖化は人間活動のせい」と今では常識となっていることを何10年も前から指摘してきた功績に対して授与を決定した。
    そもそも気象学が「物理学賞」の対象になるとは思わなかった!しかし人類に役立つことには違いないが。
    日本人が受賞!ということで巷間喧しい。

    受賞もすごいが、89歳、90歳でお仕事現役というのも凄い!
    それと真鍋氏が研究に没頭できたのはアメリカだからだと思う。研究予算が圧倒的に厚いからである。
    日本はノーベル賞受賞した山中伸弥教授でさえ、寄附を募らなければならないほど、予算の工面で苦労している。
    Go To Travelで1兆円超えの予算を割けるなら、もっと科学の研究費に回してもらえないものか、と個人的には思う。
    優秀な研究者には研究に大脳を使ってもらいたい。金策で頭を悩ませるなんて彼ら・彼女らの時間と労力の無駄である。

    内容について詳しく知りたい方は日本科学未来館へ→ https://www.miraikan.jst.go.jp/

  • 10/6 化学賞はドイツのマックス・プランク研究所のベンジャミン・リスト氏(53歳、ケルン大学名誉教授)とアメリカのプリンストン大学のデビッド・マクミラン教授(53歳)が受賞した。
    彼らが開発した有機触媒✿は、金属を含まないため環境に優しく、またコストも抑えて医薬品、香料、農薬などを作れるメリットがあるとして、それを受賞理由としている。
    これまでは触媒といえば金属触媒を意味していた。
    ✿触媒:触媒(catalyst)とは特定の化学反応の反応速度を速める物質であるが、それ自身は反応の前後で変化しないもののこと。有機触媒は酵素、金属に続く第3の触媒と呼ばれている。

  • 10/7 文学賞はタンザニア出身のアブドゥルラザク・グルナ氏が選出された。まだ和訳の著書がないらしいので、ぜひ翻訳本を出していただきたい。タンザニアといえばビッグ5(ゾウ、ライオン、ヒョウ、バッファロー、サイ)がいるセレンゲティ国立公園や、アフリカ最高峰のキリマンジャロ国立公園くらいしか思いつかない。
    甚だ不勉強である、反省。

  • 10/8 平和賞はフィリピンのインターネットメディア、ラップラーのマリア・レッサ代表と、ロシアの新聞ノーバヤ・ガゼータのドミトリー・ムラートフ編集長に決定した。レッサ氏はフィリピンのドゥテルテ大統領を批判、ムラートフ氏はプーチン大統領を批判したことに、選考委員会は「民主主義と報道の自由が逆境にある中、理想的な世界の実現のために立ち上がったすべてのジャーナリストの代表だ」と理由を述べた。
    日本では何を発言しても逮捕されないが(ストーカーや脅迫は別として)、フィリピンやロシアでは暗殺だってあり得る。そんな中、発言したり記事を掲載したりするのはかなり勇気の要ることだろう。
    翻って日本のマスコミは、スポンサー企業に都合の悪い真実は報道できない。ジャニーズ事務所にさえ逆らえない。

  • 10/11 経済学賞はアメリカのカリフォルニア大学バークレー校のデビッド・カード教授、マサチューセッツ工科大学(MIT)のヨシュア・アングリスト教授、スタンフォード大学のグイド・インベンス教授の3人が受賞した。
    「自然実験」という手法を使い、労働市場に関する新たな知見を提供したことを受賞理由としている。
    カード氏は最低賃金を引き上げても思うほど企業は雇用を減らさない→だから上げても問題ない、ということを証明したのだ。

ラスカー賞

ノーベル賞の登竜門と言われる賞。京都大学の山中伸弥教授も2009年にこれを受賞、2012年にノーベル賞を受賞している。
この9/24、ビオンテックのカリコ氏とペンシルベニア大学のワイスマン教授が受賞した。mRNAタイプの COVID-19ワクチン を開発したとの理由で。
ウイルスタンパクそのものではなく、設計図を導入、ヒトのリボソームにタンパク質を作らせるという作用機序である。mRNAは体内ですぐに壊れるため、とてもヒトのDNAを改竄するヒマなどないし、もちろん国家に乗っ取られるとか操られるようなマイクロチップなんかも入ってはいない。変なメールを回している方に教えてあげてほしい。


研究を開発したのは1997年であるので、昨日今日急にできたわけではない。開発、申請、許可までがあまりに早いと危惧する方たちも一定数いるが、急拵えでできたわけではないのだ。
2021年の医学・生理学賞はこのふたりではないかとの前評判である。私もそう思う。

アルフレッド・ノーベル(Alfred Bernhard Nobel:1833〜1896年)

知らないヒトはいないくらいの有名人。ダイナマイト、無煙火薬を発明した。おかげで発破ができる。トンネル作るのにどれだけ助かるか。
彼の遺産の運用益だけでノーベル賞は運営されている。一体どれだけの遺産があるのだろうか?と知らないことはすぐ調べるのがわたくしなので聞いてみた。現在価値にすると250億円くらいだそうだ。もちろん原資はスウェーデン・クローネであるが。

授与式

1901年から行われている。当時の賞金は15万クローナで大学教授の年収20年分に相当する額だったとか。凄い!
平和賞以外はストックホルムのコンサートホールで行われる。受賞者にはメダル、賞状、賞金が授与される。

ノーベル氏の遺言により、安全な有価証券で運用してその金利を前年に人類に最も大きな貢献をしたヒトに配分せよ」とのことで運用されていたものの成績が振るわず、賞金が減る年もあったらしい。
それで規定を改め、現在は株式投資やヘッジファンドでも運用し、賞金に充てているようだ。
故に賞金額は一定額ではないし、受け取るのがスウェーデン人でなければ為替リスクもあるということだ。
賞金だけでいえばGoogleやFacebookのオーナーらが資金を出して設立した団体が贈る「ブレイクスルー賞」のほうが多いだろう。


しかし120年の歴史と毎年という実績を鑑みれば「世界一」であることは論を待たないであろう。ただ、どんなに素晴らしい発見や発明をしたとしても、「存命の」という条件があるため、受賞に間に合わず亡くなった先生もいらした。ご本人は賞を取るために研究していたわけではないだろうが。


わたくし個人で一番腹が立つのが「キュリー夫人」という単語である。
マリー・キュリー(Maria Salomea Skłodowska-Curie)が研究の主であって、夫ピエールは従である。
それなのにまるで専業主婦みたいに○○夫人だなんて、夫の添え物みたいな表現は甚だ失礼だと思う。
当時は放射線に発ガン性があるなんて知られていなかったから長期間の放射線被曝による再生不良性貧血が死因となって死亡した。まことに残念である。夫婦で、更に親子で受賞しているのはこのキュリー家のみである。
親子受賞ならブラッグ親子(ヘンリーとローレンス)がいる。

ノーベル委員会

五つの部会がある。2021は10/4の医学・生理学賞を皮切りに、10/5物理学賞、10/6化学賞、10/7文学賞、10/8平和賞、10/11経済学賞が発表される。
だれが受賞するか、あなたの予想は当たるであろうか?

カロリンスカ研究所

ノーベル医学・生理学賞をだれにするかを決めるのはここの50人からなるノーベル会議。
一番難しいであろう。何故って、世界中でその研究者たち以外だれも知らない事実をまやかしでないかどうか見分けなければならないのだから。選定条件に「新機軸」というのがあるため。周知の事実では受賞に値しないので。

スウェーデン王立科学アカデミー

1739年設立のスウェーデンの非政府組織。ノーベル文学賞、物理学賞、化学賞、経済学賞を決める。

スウェーデン国立銀行

この銀行がノーベル財団に働きかけ、経済学賞を設けさせた。

ノルウェー・ノーベル委員会

ノルウェーの国会が選定した政治家5人が平和賞を決める。予備要員は3人で任期は6年。未だかつてノルウェー人以外が委員になったことはない。平和賞の授賞式だけはノルウェーのオスロ市庁舎で行われる。

日本人の偉人について知りたい方はこちらも→ 日本の偉人:医学の発展に寄与した先生たちのこと、もっと知ろう。

獲得した日本人

2021年、今年はだれか取ってくれるであろうか?楽しみに発表を待つとしよう。

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