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NHKチョイス:気になる更年期、その時期の過ごし方は?

 
女性ホルモン減少
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閉経前後の5年間が「更年期」の定義らしい。いろいろある中で日常生活に支障をきたすくらいの症状を「更年期障害」と呼ぶ。ではどうすれば改善できるのだろうか?

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原因は?

卵巣機能が衰えることにより女性ホルモンのエストロゲン(20~30歳台がピーク)が乱高下しながら減少する(ゆらぎ)ため。若い女性が美しいのはこれのおかげである。
これに加齢による身体的変化、心理的要因、環境因子が複雑に絡み合って何らかの症状が出る。個人差がかなり大きい。年齢的に介護や仕事による責任の負荷、あるいは真面目、神経質、完璧主義などの性格によってもなりやすい。
日本女性の平均閉経年齢は50歳なので、その前後45~55歳に起きやすい。

乳ガン切除後のホルモン療法でなることもある。日本人の乳ガンの7割はエストロゲンを餌に増えるため、このタイプの乳ガンのヒトにはホルモン療法が向かない。

卵巣摘出したヒトはエストロゲンがいきなりゼロになるため、一気に精神が不安定になる。

症状は?

主に3種類ある。

  • 自律神経失調症状:のぼせ、汗、寒気、冷え性、動悸、息苦しさ、疲れやすい、頭痛、肩凝り、めまいなど。
  • 精神症状:いらいら、易怒性、抑うつなど。
  • その他の症状:腰痛、関節痛、嘔気、食欲不振、皮膚の乾燥・痒み、排尿障害、外陰部不快感など。

他の疾患との鑑別が難しい。特に関節リウマチ、不整脈、甲状腺疾患でも同じ症状が出るため、見分ける必要がある。

診断法は?

思い当たったらまずは婦人科へ。月経についての問診と血液検査で女性ホルモンの値を調べる。内診、経膣エコーもある。
3カ月以上月経がなく血液検査で血中FS値とエストラジオール値が基準値より低ければ該当する。

治療は?

症状緩和を目的とした対症療法となる。精神症状が強い場合は抗うつ薬、抗不安薬が処方される。
他にホルモン補充療法(HRT)✿、漢方療法がある。対話療法、リラクゼーションが効果的な場合もある。

✿ホルモン補充療法:エストロゲンとプロゲステロンのパッチを週に2回、下腹部に貼ると症状緩和に即効性がある。 かぶれやすいヒトは位置をずらしながら貼る。錠剤、エストロゲンジェルもある。3割負担で1,000~3,000円くらい。5年以内であれば乳ガンの副作用もない。子宮内膜が厚くなるのでプロゲステロン(周期的または持続的投与法)を追加すれば子宮ガンを防げる。

効く漢方薬もあるの?

気持ちが沈みがちなヒトには加味逍遥散が効く。他に当帰芍薬散(体力が弱いヒト)、桂枝茯苓丸(体力があるヒト)も効く。ヒトの証(しょう)に合わせて投与される。下痢やアレルギー症状が出る場合もまれにある。

サプリ

大豆のイソフラボンに似たエクオールのサプリには更年期症状を抑える作用がある。3カ月くらいはかかる。
2,000~4,000円/月くらいの自己負担。
腸内細菌がイソフラボンからエクオールを作れるヒトは納豆や豆腐を食べるか、豆乳を飲んでいれば間に合う。

日々の注意事項は?

家族や職場で打ち明け、ひとりで抱え込まないようにする。更年期の不調はだれにでも起こりうる。
じきに終わるもの。

さらに詳しくは日本女性医学学会→ https://www.jmwh.jp/

女性に多い関節リウマチについてはこちら→ 関節リウマチ:膠原病のひとつ。関節の変形、PMRについて。

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