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エッフェル塔物語:今でこそパリのシンボル、しかしできた当時は!

 
パリのエッフェル塔
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日本人ならパリと聞けばルーブル美術館、エリゼ宮、凱旋門と同率くらいにエッフェル塔を思いつくのではないでしょうか。
ヴェルサイユ宮殿はパリから急行で1時間以上かかる田舎なので・・・。

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セーヌ川をムッシュ・バトウとかで遊覧すると美しい橋がたくさん見られる。名前も実にいろいろでフランス語の勉強にもなります。ドイツ語もいいけど、フランス語も、ね。

フランス語を覚えたい方はこちらがいいかも→ https://monpetitcahier.com/archives/11281.html

エッフェル塔 (La Tour Eiffel)

フランス革命から100年、パリ万博のため1889年に建てられた錬鉄性の電波塔兼展望台。設計はもちろんエッフェル。展望台は3カ所、エレベーターもある。
当時312mは世界一の高さだった。しかし、今でこそパリのシンボルとして抵抗なく受け入れられ、風景にも溶け込んでいるし、世界遺産にも登録されているが、できた当時は散々な評価だった。

当時のパリは石造りの町並み、そこへあの鉄の塊みたいなものができたら「無粋」と思う人たちも多かったようだ。
歴史や芸術性を重んじる国民性もあるだろう。モーツァルトやガルニエさえも建設反対を表明した。
それでも工事は何とか進み、2年ちょっとで完成に至った。最上階には展望台もある。

初めは20年で取り壊す予定であったものの、無線通信のアンテナとして役立つことがわかったため、取り壊しはご破算となった。そのため現在は324mになっている。
あの工事ではひとりの犠牲者も出さなかった。この前に高架橋を工事中に倒壊させる事故を起こしたのを教訓としたためであろう。

あの時代、高さ300mの銑鉄製の構造物を作るというのは並大抵ではなかった。銑鉄は鋼鉄に強度は劣るものの、総重量を軽くすることができ、裾広がりが支えられる設計となっている。
クライスラービルに抜かれるまで、40年間世界一の高さを保ち続けた。
現在でもラジオとテレビの電波を送っている。ただ突っ立っているわけではない。

毎晩ゴールドにライトアップされとても綺麗である。パリに行かれたらぜひ夜にも見ていただきたい。
COVID-19蔓延がもう少し収まってきたら・・・。

ギュスターブ・エッフェル (Gustave Eiffel)

アレクサンドル・ギュスターヴ・ボニッカウセン。マスタードで有名なディジョン生まれ。ドイツ系アルザス人。

パリからニューヨーク市に贈られた自由の女神 (the Statue of Liberty) にも参加、鉄橋の橋梁工事や運河の建設などにも関わった技師。鉄骨造を得意とした。

鉄は持久力があり弾力性もあるため、石と違って圧迫や引っ張り応力に耐えることができ、しかも軽いので、基礎工事のコストも少なく済む。組み立てが比較的簡単なことなど利点が多く、エッフェル塔は250万のリベットでつながれた鉄柱でできている。鉄材のため保管に便利ということもあるほか、構築上の計算が正確にできること、工業生産によって時間と人手の節約にもつながるメリットがあった。


デパートのボン・マルシェ、ニースの天文台なども手がけた。
パナマ事件で有罪判決 (背任と詐欺の罪) を受けたが、控訴して無罪。
身長は小さい (152cm) が、技師としては偉大な人である。91歳、自身が設計したパリの自宅で亡くなった。

船や橋に興味があればこちらも→ 船:日本は海洋国家。船と橋を知らなくていいはずがない。

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