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地質学:ニホニウム、金属アレルギー、化石、津波まで、ざっくりと。

2021/09/05
 
polar bear
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the planetary system
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地球

巨大な磁石。N極とS極が過去に何度か逆転した。7,600万年の間に171回反転した。最新の反転は70万年前。

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マントル

表層部は地殻、その下がマントル。陸地では30~60㎞、海洋では10㎞以下の地殻に比べ厚い(2,900㎞)。地殻は密度が小さい岩石で、マントルは密度が大きい岩石でできている。

アイソスタシー

イギリス人エアリーは大山脈が重いマントルの上に浮かんでいると考えた。大きな山が地面に沈み込まない理由の説明になる。

空気が振動しながら伝わる波。340m/秒進む。これは気温15℃の場合で、低くなるほど進みは遅くなる。
0℃のときは331m/秒。

離岸流

海水浴で運悪く巻き込まれた場合は岸に真っ直ぐ向かおうとせず、岸に並行に泳いでまずは離岸流から脱出、幅はそれほど広くないので脱出してからゆっくり岸に向かって泳げば逃れられる。
100m自由型の世界記録は約47秒(秒速2m)なので、それより速い離岸流では選手でさえ岸に戻るのは難しくなる。遠浅の砂浜でも波が大きい場合は離岸流が発生することを念頭に置く。

頁岩

泥が固結してできた堆積岩。緻密で細かく割れやすい。隙間がなくほとんど水を通さないため石油は溜まらない。

含油層

砂岩、凝灰岩など隙間の多い地層。原油成分が含まれる。

草方格

沙漠の緑化方法のひとつ。麦藁などの草や灌木の枝を碁盤の目状態に地中に挿すことで砂の移動を抑える砂防工法。簡単な割に効果は絶大。施工した場所の砂の移動はほぼ抑えられる。弱点は劣化が早いこと。麦藁では5年前後で姿を消してしまう。それまでに植物を根付かせ植生を回復させなければならない。

最初に植えるのはマメ科の牧草が良い。マメ科は根粒バクテリアにより空中窒素の固定を行うため、砂中に窒素成分を蓄えられ土壌改良もついでにできる。マメ科がある程度生い茂れば窒素分が増えて地味が増し、他の植物も植えられるようになる。

土壌

黒色土、赤色土がある。植物の根やミミズなどの生命活動で土の粒が固まったものは団粒構造という。水のたまり場、空気の通り道、バクテリアの住まいになる小さな孔がたくさんあるため乾燥や過湿などの変化から守られるいい土壌。

土壌汚染

土地の瑕疵となる。デューデリジェンスに基づく調査が必要。不動産の物件調査でいわれる「当然払うべき注意・努力」。買主側が投資の適格性を判断するため事前に実施する物理的・法律的・経済的な詳細調査。

客土(きゃくど)

金属で汚染された土壌は一定深度まで土を除き良質の土を入れるしかない。この場合でも除いた土をどう処理するかという問題は残る。

PPP( Polluter Pay Principle)

汚染原因者負担の原則。汚染原因者に無過失責任を認めている。「知らなかった」や「故意ではない」は通用せず、買主に賠償しなければならない。原因者が一度措置を行った場合、汚染を理由に安く購入したり借りたりした場合は費用請求が認められない。原因者が判明してから3年、または汚染除去措置を実施したときから20年で時効となる。

地球上の水は14億立方㎞。うち97.5%は海水で1.75%は氷河などの氷。残り0.2%は地下水。

浸透能

地層は水分を吸収する能力を持つ。これにより地中で地下水が蓄えられる。

透水性

地層には水を流す性質がある。粘土層は透水性が低いが、砂層や礫層は高い。

沙漠(意味からすると”砂漠”ではないのだ)

砂の沙漠は少ない。国際土壌学会の基準では、礫は直径2㎜以上、粗砂が2~0.2㎜、細砂が0.2~0.02㎜、シルトは0.02~0.002㎜、粘土はそれ以下としている。大きい順に岩石沙漠礫沙漠砂沙漠とする。

岩石沙漠

岩石が露出している。山地、丘陵、台地などをなす。サハラ砂漠ではハマダという。
すべての沙漠はまずここから始まる。

砂沙漠

起伏の少ない砂床と起伏のある砂丘に分類される。砂床とは風紋以外起伏のない砂の平原。
砂は秒速5mを超えると移動し始める。

カラクーム沙漠

中央ユーラシアにある。地表面温度が80℃から-40℃まで年較差がある。冬は低温のため地表面から60㎝の深さまで凍結する。低緯度沙漠では年較差が小さい。

ワジ

沙漠の河川。アラビア語で「河谷」の意味。間欠河川と約している。

シルト、粘土、細砂が集まったもの。

天水農業

灌漑に頼らず雨水のみで行われる農業。ニジェールでのミレット(トウジンビエ)やソルガム(モロコシ)など。

砂漠化

温暖化は地球全体の問題だが、砂漠化は地域限定の問題。砂漠化は土地の劣化。全陸地面積の約20%を占める。元々沙漠であった所に被害は出ないが、砂漠化が進行している地域はこれから問題となる。乾燥による土壌の劣化が植生の劣化を引き起こす。

植生の劣化

天水農業においては一度農作物を収穫したら地力回復のため数年間休耕することが伝統だった。しかし人口増加などで農作物の増産が必要となると毎年耕作するようになり、土地が肥沃になるひまがなくなり、しまいに植生の減少、消失をもたらす。これを過耕作という。


また自然に生える草で養える家畜の数にも限りがあるのにたくさんの家畜を飼うことで植生が減少する。
これを過放牧という。

UNEP(国連環境計画)

乾燥地域における土壌劣化の分布図を作っている。

サヘル

サハラ砂漠の南に位置する半乾燥地帯。アラビア語で「縁、岸」の意味。

モンゴル高原

乾燥地帯であるが極低温にもなる。干魃と雪害が同時発生することがある。過放牧による人災との指摘もある。

鍾乳洞

空中の二酸化炭素が雨水に溶けて酸性を帯びて炭酸水になり、堆積岩や石灰岩に含まれる炭酸カルシウムと化学反応を起こしてできる。天井から垂れ下がっているのを鍾乳石、地底から上に向かってできたのを石筍(せきじゅん)という。

温泉

温泉法では源泉温度が25℃以上であれば真水や水蒸気でも温泉と名乗れる。25℃以下は冷鉱泉という。2005年に改正され、加水して温度を下げたり、加温して温度を上げたりしている場合は「その旨とその理由」の掲示が義務づけられた。水は温度が高いほど鉱物をよく溶かすため温度が高い方が有効成分も多い。水に食塩が溶けていれば沸点も上がる(60g/Lで1℃上昇)。しかし塩分が濃い有馬温泉の金泉でも塩分濃度は25g/Lしかない。

熱すぎる入浴は血圧上昇、脱水など体によくない。特に周りとの温度差が大きいと心筋梗塞、脳梗塞などを招きやすくなる。40~42℃がベスト。脱衣所の温度を上げる、入る前に水分を摂取するなどするとリスクが減らせる。

グーテンベルグ・リヒターの法則

マグニチュードが1大きくなると地震の発生数は1/10になるという法則。マグニチュードは地震の発するエネルギーの大きさ。1増えると地震のエネルギーは約32倍、2増えると1,024倍になる。
マグニチュード8の巨大地震はM6の地震(中規模)の1,000回分に相当する。マグニチュードは1935年アメリカの地震学者リヒターが定義した。

百枚皿

石灰華段丘やリムプールとも呼ばれる。二酸化炭素が空中に逃げ溶けきれなくなった炭酸カルシウムがその場で析出され、浅い所が更に浅くなり、縁として形成されていく。

黄金柱(こがねばしら)

高さ約15mの巨大な柱。フローストーン(流れ石)と呼ばれる洞窟生成物。

菊花石

灰色の菊模様がある特別天然記念物の石。観賞用に珍重されてきた。岐阜県の初鹿谷(はじかだに)から産出。
玄武岩の割れ目に炭酸カルシウムでできたアラゴナイト(あられ石)が放射状に成長し結晶構造が異なる方解石という鉱物になり、菊模様ができた。

鉱床

マグマ由来の鉱床は地下深くのマグマ溜まりが冷えて固まり、地表に現れたもの。扱いが難しいウラン等の放射性元素も一緒に採掘されてしまう欠点がある。その点中国の鉱床はイオン吸着型で放射性元素を含まない。

花崗岩が数百万年かけて風化され粘土層になったもので粘土粒子の表面にレアアースがイオンとなって付いている。弱酸性の液体をかけるだけでレアアースを簡単に採取できる。
ベトナムやタイにもある可能性があるが大規模な鉱床開発には至っていない。

背斜構造

石油が一定以上の濃さで凝集している。地層が凸状に曲がった地質構造。

アーバンマイン

都市鉱山。貴金属の多くは宝飾品、PC、スマートフォンの部品として家庭やオフィスに存在している。
必要ならここからリサイクルすればいい。

レアメタルの定義

  • 地殻中の存在量が極めて少ない
  • 存在量は少なくないが、まとまって産出しない
  • 存在量は少なくないが、鉱石から取り出すのに手間や経費がかかる

上記上記のうちどれかひとつでも当てはまればレアメタルとされる。白金属、希土類、国が備蓄対象としている47元素。経産省の基準に含まれていないが研究者はアクチノイド(トリウム、ウラン、プルトニウム)もレアメタルに含めている。

レアメタル備蓄制度

1983年政府が創設。ニッケル、クロム、タングステン、コバルト、モリブデン、マンガン、バナジウムの7種類だったが、2009年インジウムとガリウムが追加された。国家備蓄、民間備蓄併せて国内消費量の60日分を常時備蓄している。

タングステン

全ての金属のうち最も融点が高い(3,407℃)。叩いて引き延ばせばフィラメントになる。
硬度が高いので鉄に混ぜて歯車や切削工具にも使われる。83%は中国原産。

孔雀石

マラカイト。ギリシャ語の「ゼニアオイのような緑」の意。エジプトでは宝石として、粉末は岩絵具として使われマウンテングリーンと呼ばれた。日本では青丹(あおに)と呼ばれた。青は緑のことで丹(に)は土のこと。
炭酸水酸化銅が含まれる。2個の銅イオンがこの色を出している。銅像が錆びると緑青になるがこれとよく似た化学組成をしている。

イッテルビー

スウェーデンの村。村の名前からイッテルビウム、イットリウム、テルビウム、エルビウムの4元素が命名された。またこの採石場から採れた鉱石からホルミウム、ツリウム、ガドリニウム、ルテチウム、スカンジウム、ジスプロシウムも見つかった。ここほど多くの元素名の元となった地域は他にないため「周期表のガラパゴス諸島」と呼ばれる。

ランタノイド

光を発する性質があるためカラーテレビや蛍光灯の発色材料として使用されている。

リチウム

主要生産国はチリ(76%)、アルゼンチン、中国等。1985年から二次電池(充電して使える電池)に使用される。材料の炭酸リチウムはすべて輸入。鉱石からも取れるが、専ら塩湖から採取している。塩湖とは塩分濃度が0.5g/L以上の湖。入り込む水より蒸発する水が多いと塩分濃度が上がる。地下にはもっと塩分濃度の濃い鹹水(かんすい)があり、これを蒸発させて濃縮する。

ここから不純物を取り除き炭酸ナトリウムを加えて炭酸リチウムを分離するのが一般的。電気自動車が普及すれば更に必要量が増える見込み。生産はチリとアメリカの会社に独占されているので突発的生産停止や価格高騰が懸念される。

タリウム

ギリシャ語の「緑の小枝」を意味する。

硫酸バリウム

水に懸濁させたものを掘穿泥水(せんくつでいすい)といい油井で掘削する際くずになった岩石を浮かび上がらせて取り除くために使われる。加重剤。実用には硫酸バリウムを砕いたバライト粉末が使われる。

窒素

空気の80%を占める。スコットランドの化学者ダニエル・ラザフォードが1772年に発見した。窒素単体を分離したが元素であることを発見したのはフランスのアントワーヌ・ラボアジェ(1789年)だった。「近代化学の父」と言われたラボアジェはフランス革命の5年後に処刑されてしまった。

実にもったいない!ヒトは平等とは言うが、同質ではない。天才たちには長生きしてほしい。あれこれ発明したり発見したりして人類に貢献してくれるのだから(私見)。まあとかく天才は頑なで為政者に阿るようなことはしないから目の敵にされやすいのかも知れないが・・・。

プラチナ

産地は南アフリカ(88%)とロシア。レアメタルの中でも特に希少性が高い金属。地殻に含まれる量は全元素の中でも最小レベル。地殻1トンにつき0.001gしかない。熱に強く腐食しにくい。ガソリン車の排ガス浄化装置(触媒)に使われている。また燃料電池の電極にも使われているので電気自動車が増えても需要は減らない。

こんな希少な元素を車一台に40gも使う訳にはいかないのでカーボンアロイ触媒で代替する研究がなされている。
今は性能が白金の60%だが費用は1/10以下なので実用化が急がれる。

白金属 (Platinum Group Metals : PGM)

プラチナの他ルテニウム、ロジウム、パラジウム、オスミウム、イリジウムの6種類を指す。似た性質がある。鉱石に一緒に含まれている。

コランダム

アルミニウムが主成分。ルビー、サファイアなど。クロム含有量が1%だと濃い赤のルビーとなり、0.1%くらいだとピンクサファイアとなる。青~緑の波長の光を吸収するため赤く見える。不純物の鉄やチタンを含むと赤以外の色に見えるためサファイアとなる。
ルビーは赤しかないが、サファイアは青もピンクも透明もある。だからルビーは高いのだ。

緑柱石

ベリル。透明度の高いものがエメラルド。元素を単体で発見するのは難しく名前もなかなか決まらずギリシャ語のベリルに当たる単語からベリリウムとされた。中性子の減速材に使われる。

ラジウム

1898年マリーとピエール・キュリーが1トンのピッチブレンド(瀝青ウラン)からラジウム塩化物0.1gを単離・精製した。濃縮に有効な反応剤を見つけながら過酷な作業を続け、純粋なラジウム塩を得るまでに11トンのピッチブレンドを処理した。精製したラジウムは夜青白く光った。

ついでながら、「キュリー夫人」という言い方がすこぶる気に入らない!ピエールよりマリーが主役なのに。
夫婦でも親子でもノーベル賞を受賞したのはこの一家だけではあるまいか。発ガン性を知らずにガンになってしまったが・・・。

パラジウム

需要の8割は自動車用触媒。歯科用合金やクロスカップリング用触媒にも使用される。

ネオジム

生産地は中国、ロシア。ジスプロシウム等性質の似た物と混ざって含まれるので分離せずに鉱物のまま流通させることも多い。最強の永久磁石(Nd2Fe14B)。強力なモーターを作れる。自動車、コンピュータ、家電製品に多く使われている。

サマリウムコバルト磁石

キュリー温度が700~800℃と310℃のネオジム磁石より高いため高温で使える。

インジウム

原産地は中国(75%)。地殻1トン当たり0.05gしか存在しないレアアース。液晶ディスプレイに不可欠な電極。透明であることと電気を通すことは通常両立しないが、これは透明なのに電気を通す。酸化インジウムに5~10%のスズを加えることで電流が流れるようになる(酸化インジウムスズ)。最大消費国は日本。

単独では鉱床を作らず亜鉛、スズ、鉛の鉱石にごく僅かに含まれているに過ぎない。インジウムは副産物。将来はシリコン素材の太陽電池より発電効率の高いCIGS型太陽電池の素材として需要も伸びると思われる。しかし副産物のため、単独で増産ができない。主産物の亜鉛や鉛の生産量や価格に左右される懸念がある。

ニホニウム

2015年、IUPACが113番元素の命名優先権を理化学研究所に与えた。ニホニウムを提案、2016年正式に承認された。質量数278のニホニウムの同位体は83番のビスマス209に加速器で光速の10%まで加速した30番の亜鉛70イオンを照射、原子核融合反応で合成した。ニホニウムは344μ秒で111番のレントゲニウム274にα壊変してしまう。

合成できる確率はとても小さく、探索開始から元素認定まで13年かかった。
ここは日本人なら知っておくべきである!!

レントゲニウム

1994年ドイツのホフマンらのグループが83番のビスマス28番のニッケルの原子核を衝突させ人工的に作った。
名前はドイツ人のレントゲン博士に因んでつけた。

アルゴン

大気にも若干含まれている。熔接では酸素に触れないよう貴ガス(希ガス)を吹き付けるが、もっとも安価なアルゴンガスがよく使われる。

貴ガス

貴ガスは最外殻の軌道を電子がすべて満たしているため化学的に不活性で、基本単原子分子。
ヘリウムは飛行船、ネオンはネオンサイン、クリプトンは電球、アルゴンは電球や蛍光灯、キセノンは撮影用ストロボなどに使われる。

チタン

地殻1トン当たり5,400gもありカリウムの次に多い元素であるが、鉱石から単体で取り出すには大量の電力を消費し、時間もかかるため生産性が頗る悪い。故にレアメタルに含まれる。
かつてアルミニウムもレアメタルであったが、効率のよい精錬方法が確立したためレアメタルの定義から外れた。

王水

濃塩酸と濃硝酸を3:1にした混合液。ニールス・ボーア研究所にいたヘベシー(ハフニウム発見者)はラウエとフランクから預かった金メダルをナチスから守るため王水に溶かし捜索に備えた。
終戦後これが無事であるのを見つけ、そこから金を抽出した。ノーベル財団はこの純金でメダルを作り、ラウエとフランクに再贈呈した。ノーベル財団、やる~!伊達にアルフレッド・ノーベルの遺産の利息で食ってないね。

宝石のカラットは重さを表すが、金のKは含有率を表す。純金100%を24Kとし、75%の金を含むものを18Kとしている。

アレルギーを起こしにくい(有り難い!)金属。SV925とSV950がある。千分率で銀を99.5%含むものをSV1000とし、95%含むものをSV950としている。国外ではSVは認知されないため輸出用には用いない。日本では95%含むものをブリタニアシルバーという。海外の有名ブランドは92.5%のスターリングシルバーが殆ど。

混ぜる理由は価格を安くするためと、傷を付きにくくするため。銅を混ぜる。

アルゼンチン

スペイン人がインディオから交換品として銀を受け取った。そのためこの川の地には美しい銀があると思われ、ラ・プラタ(銀)川と呼ばれた。アルゼンチンはスペインの植民地であった長い間、リオ・デ・ラ・プラタ連合州と呼ばれた。

1853年ラテン語の銀を意味する単語に女性縮小辞を添えてアルゼンチン(アルヘンティーナ)に変更された。
元素記号Agはギリシャ語の「輝く、明るい」による。現在銀の産出量はメキシコ、ペルー、中国などで、アルゼンチンは10位。

固溶強化

純粋な金属に別の金属を混ぜ硬くすること。

カドミウム

亜鉛属の金属。自然界では亜鉛鉱物の中に入っていることが多い。鍍金の他顔料(カドミウムイエロー)、充電池(NiCd電池)、合成樹脂の安定剤、原子炉の制御用材料などに使われる。
長期摂取でイタイイタイ病が多発した。まず腎臓障害骨粗鬆症骨折で体が小さくなるとともに内臓が圧迫され全身が痛む。1912年に発生、1961年に地元の医師と学者により飲用水、農地のカドミウム汚染が原因であると解明された。

金属アレルギー

ニッケル、コバルト、錫、クロムがよくかぶれる。
ニッケルは特に起こしやすいため、1992年にはECの統一令としてニッケル含有商品の販売禁止令が出た。

日本では日本ジュエリー協会がピアッシングアッセンブリー(針、キャッチ、耳ダブに直接接する部分)にはニッケル含有金属を用いないよう周知を図るのみで、それ以外には何の制限も出されていない。
汗をかくときはアクセサリーを外すのが無難。
ピアス、コンタクト・レンズ、アイメイクはあなたの健康を損なうおそれがある

ステンレス

錆びやすい鉄にクロムとニッケルを添加した金属。18-8ステンレス18%のクロムと8%のニッケルが添加されている。錆びないのはクロムがステンレス表面に作る酸化物のおかげ。薄く透明でしっかりと素地に密着している。その薄さは1/100万㎜。ニッケルはクロムのさびの密着性を向上させる。
18-8より18-12の方がより薄く透明でしっかりしている。

孔食

異物でステンレス表面の透明な酸化物に小さな孔が開いてしまうこと。赤さびをしっかり落として水をかければ表面に再びクロムの錆ができて元通りの美しさになる。

ボールペン

先端のボールが紙との摩擦で回転するとき、ボール裏側の細いパイプから重力で供給されるインクをボール表面に付着させ、そのインクを紙に転写する。
紙に字を書くときの先端のボールの回転速度は時速200㎞の車のタイヤと同じ。
ボールの真球度は3/1,000㎜。パチンコ玉は20/1,000㎜。

メガネフレーム

洋白という銅に亜鉛とニッケルを添加した金属が主流だったが、ニッケルアレルギーが問題となり最近は見かけなくなった。今は曲げても手を離すとすぐ元に戻る金属が主流となった。形状記憶金属はニッケルとチタンを半々にしたもの。

マンホールの蓋

ダクタイル鋳鉄でできている。車に踏まれても強く磨り減りにくい。鉄に炭素を2%以上混ぜた合金。
振動を吸収するので静か。地下に埋設した上下水道管や電気ケーブル、ガス管の点検や清掃のため作業者が出入りするための穴(だからマン・ホール)の蓋は誤って落ちないよう丸い形になっている。円形でないと落ちる可能性があるのだ。

ブリキ

鉄の表面に錫をコーティングしたもの。オランダ語のブリック(薄い鉄板)が訛ったもの。13世紀ボヘミア地方で作られた。缶詰に使われるのは錆びにくい、加工性が良い、インクののりが良いため。
かに缶やホタテ缶詰は食物中の硫黄によりブリキが黒く錆びてしまうため昔は紙に包んでいたが、今は錆びないようプラスチックが上塗りされているため内面が錆びる心配はない。10月10日は缶詰の日だそうだ。

トタン

鉄に亜鉛をコーティングしたもの。屋根材に使われる。オランダ語の「亜鉛」が語源。

ガソリン

炭素数の少ない炭化水素が主。気化しやすい。空気と燃料を予め混合してシリンダー内に送り込み、圧縮してから火花で点火する。

軽油

ディーゼル燃料。トラック等の大型車の燃料。炭素数が多い炭化水素が主。空気だけをシリンダー内で圧縮し、温度を上げ、燃料を高圧で噴射して着火させる。

示準化石

その時代にだけ生きていた生物の化石。これを基準に時代区分を決める。
どの時代にも代表的な繁栄の頂点に君臨する生物がいる。

地質時代

冥王代、始生代、原生代、顕生代に分かれる。

中生代

メインの恐竜の種類で三畳紀、ジュラ紀、白亜紀と分かれる。

イリジウム

大量、高濃度に検出される原因は隕石。
メキシコのユカタン半島で見つかったチクシュルーブ(隕石孔)はクレーターの直径が160㎞もある。

酸素

地球に酸素が多くなったのは藍藻が生まれてから。藍藻の光合成によりでき、オゾン層ができ、有害な宇宙線や紫外線がカットされ、海の生物が陸に上がるチャンスを得られた。
ペルム紀直後の地層には大量の生物の死骸が分解されないまま堆積している。
有機物を分解する好気性細菌や動物が生息できない時期だったことを示す。

褶曲

地層の曲がり。

断層

地層の擦れ。

原因は風。波から次の波までを波長、波の高低差を波高という。波高は波長の1/10程度。できたばかりの波は風浪といい、三角形である。
赤道付近の台風によってできた風浪が日本まで伝わってできたうねりを土用波という。

津波

地震による海底面の急激な変化。隆起や沈降は短い時間で広範囲に及ぶ。地底で起こった隆起や沈降が海底面に達し海水全体を持ち上げたり陥没させたりする。その波長は波に比べ桁違いに大きくなる。
上陸した場合の海面からの高さを遡上高というが、浅い所や水路が狭い所では数倍になる。
最大50mに及ぶこともある。

花崗岩

白い長石、透明な石英、黒い黒雲母から成る。

宝石の原石

どこを取っても成分、性質が均一な鉱物。

岩石

火成岩、堆積岩、変成岩に分けられる。

リン鉱石

80%は肥料用。日本は全量輸入。多くは中国から。副産物としてフッ素ガスが出る。
オゾンホールのせいでフロンの需要はなくなり、資源から産業廃棄物になってしまった。

銅 

黄銅鉱、輝銅鉱などから取り出している。

以前は磁鉄鉱から取り出していたが、現在は赤鉄鉱からが主流。

酸化鉄

鉄の赤錆。黒錆は四酸化三鉄で2種類の鉄イオンが含まれる。これが鉄の表面を膜のように覆って内側が錆びないようにしている。鉄鍋が錆びないのは黒錆で覆われているため。

圧造

鋼を線にして一定の長さで切断、型に力を加えて球状にすること。概ね球のかたちになってはいるがまだ表面にでこぼこがある。これを工具に挟んで回転させ表面を整える。その後熱を加え金属を強くし、研磨材と一緒に容器に入れ磨いて整えるとみなさんの好きなパチンコ玉ができあがる。

ベアリング

機械の摩擦を減らすため用いる部品。自動車、冷蔵庫、洗濯機、掃除機、人工衛星などあらゆる機械の内部に使われる。重いものを運ぶのに丸太を敷いて動かした゛ころ曳き゛が元になった。
これに使われる金属の玉の真球度は0.02μに仕上げられている。

ミウラ折り

三浦公亮氏が衛星に搭載するアンテナ設計の途上で思いついた折り方。対角部分を持って左右に引っ張れば一瞬で畳んだ物が広がる。逆動作をすればすぐに畳める。
衛星のアンテナは打ち上げ時には折り畳んで収納されるが、宇宙空間では広げられる。1枚の平面から立体を作り出す研究をするのが数学のトポロジー

7色と表現したのはニュートン。ドレミの七音音階に関係づけた。国や文化により色は異なる。アメリカでは紫・青・緑・黄・橙・赤の6色、ドイツでは青・緑・黄・橙・赤の5色、日本でも江戸時代は5色だった。大気中の雨粒がプリズムの役割をして波長毎に分離させる。しかし雨粒は球形なので三角形のプリズムと異なり、空にできる虹は弓形になる。ごく稀にに真っ直ぐなのもあるが・・・。

雲を作る水滴を雲粒という。これが100万粒以上集まったもの。

雪片

雪が合体して大きくなったもの。溶けると大粒の雨になり、溶けずに地上に達したものは牡丹雪となる。
直径5㎜以下の氷の粒を(あられ)、以上のものを(ひょう)という。
上昇気流が非常に激しいとなかなか落ちられないためときに直径10㎝という大きさになることもある。当たったら痛い!

直径が1㎝を超えるとかなりのスピードで落ちてくる。ビニールハウスに穴を開けたり野菜や果実に傷をつけたりして、億円単位の被害を出すことがある。
真冬よりも晩秋から初秋によく降る。3~5月も多い。7月にも10年に20回観測されている。

お時間ある方はこちらもどうぞ→ 太陽系:水金地火木土天海冥、惑星と準惑星の違いとは?

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