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コロナワクチン接種:アナフィラキシーになったらどうしてくれる?

2021/09/05
 
桜と菜の花
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予診票がありますので、アレルギーなどある方はきちんと書いておくとよいでしょう。また抗凝固剤を服用しているなども書く欄がありますから、記入し、当日医師の問診の際、付け加えるといいでしょう。
ただ、医療者でなく、高齢者でもない一般の方に順番が来るのはいつになるのか・・・。

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アナフィラキシーショック

コロナワクチン
コロナワクチンは筋注

アナフィラキシーはI型アレルギー。IgE抗体が抗原に反応し肥満細胞から顆粒を放出させる現象。そこにはヒスタミンが含まれるため激しい痒み、浮腫を引き起こす。その後ロイコトリエンプロスタグランジンTNFαIL-4などの炎症性メディエーターを産生する。

しかしヒスタミンは半減期が分単位と短いので症状が持続するなら顆粒放出が続いているとみなせる。治療はまずこの放出を防ぐことを考えるべきで、となると打つ手はもちろんみんなのアドレナリン筋注をおいて他にない。

会場ならばドクターがひとりはいるだろうから、大丈夫、落ち着こう。
注射自体は歯科医や薬剤師、医学生、看護学生がやっても構わないと思う。そうでもしなければ、一般人まで行き渡るのに数年かかってしまうだろうから。
ただアナフィラキシーショックの対応は歯科医や薬剤師ではできないだろう。

アドレナリン筋注

肥満細胞(体型とは関係ない)のβ2受容体に作用して速効、脱顆粒を抑制してくれる上に、ロイコトリエンやプロスタグランジンの産生・放出も抑制してくれる。0.3~0.5mgを大腿外側広筋に筋注する。皮下注では血管を収縮させて薬剤がしっかり循環しにくいため。SARS-CoV-2ワクチンは腕の三角筋に筋注する。

ヒスタミン放出なら抗ヒスタミン剤でいいのでは、と思いつくが、ここはやはりアドレナリン筋注の出番である。痒みより激烈な反応を抑えなければならないから。

またステロイドは効くまでに時間がかかるのと二相性反応✿への効果が乏しい点で推奨されていない。
一方抗精神病薬(クロルプロマジン等)との併用は禁忌とされていたが、2018年4月、アナフィラキシーの際にはに外された。

✿二相性反応:アナフィラキシーが落ち着いたと思った数時間後、誘因もないのに再度アナフィラキシーになることがある。
誰にでも起こりうる (日本では6.3%)。アドレナリンの使用では減少するが、ステロイドの使用では減少しない。

予診票の詳細はこちら→ https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_yoshinhyouetc.html

輸液

アナフィラキシーは血管拡張、血管透過性亢進により血管内のボリュームが減少する。つまり時間が経つほど静脈ルートの確保が難しくなるのでさっさと確保することが必要となる (何度も刺し直しされるなんて嫌だもの) 。
生食 (正式にいうと生理食塩水) かリンゲル液を全開で落とす (つまり早く入れる) 。留置針は18~20G。✿

✿Gとはゲージ (針の太さ、外径) のこと。Gが大きいほど針は細い。
インフルエンザは26G、歯科では27~33Gを使う。ハブの樹脂部分が間違わないよう国際基準で色が決まっている。ピンクなら18G、黄色なら20G、黒なら22Gである。余裕がある方は見てみて。

注射

静注>筋注>皮下注>皮内注の順で効き目が早く出る。それは当然である。血管に直接入れる方が早く効果が出るのは道理である。注射なんて嫌だろうが、罹患して2週間も隔離されたり、くびになったり (アルバイトや派遣なら可能性大!) 、後遺症が残ったりするよりははるかにまし。チャンスが来たらぜひ打ってもらいたい。

副反応最新情報 (ファイザー社のワクチン)

副反応一覧表
報告された副反応の種類

医療従事者で新型コロナウイルスワクチンを接種後、発熱、倦怠感、頭痛などの副反応が1回目より2回目に強く出るという話は多く出ていた。
症状は接種当日~翌日に出現している場合が多かった。数日我慢すれば元通りになるようではあったが。
2回目打つ予定の方は翌日休めるよう出勤調整しておいた方がいいようだ。

2月14日に特例承認となったファイザー製の新型コロナワクチン「コミナティ筋注」を2月17日から先行接種対象者に接種開始。2月25日に被接種者登録が終了、19,808例が1回目を接種しコホート調査に登録され、2回目接種者は17,579例だった。

接種者の職種は医師17%、看護師47%、その他医療従事者36%(薬剤師・臨床検査技師・放射線技師は各3%、理学療法士2%ほか)。
年代は20代:21%、30代:24%、40代:25%、50代:21%、60代以上:8.7%で、男性34%、女性66%だった。
治療中疾患は高血圧が最も多く、次いで脂質異常症、糖尿病、気管支喘息の順に多かった。

症状の出現について、接種後8日目以降に回収した1回目接種1万9,035例(全体の96.1%) 及び2回目接種3,933例の健康観察日誌から調べた結果、1回目に比べると2回目接種では接種翌日に頭痛(約40%)、全身倦怠感(約60%)を自覚した。また、接種部位の疼痛については1回目、2回目ともに接種翌日時点で約90%の接種者が記録していた。
これは2009年のH1N1pdmインフルエンザワクチンNHO 2万人調査での疼痛出現の割合(43.8%)と比較しても、頻度が明らかに高い。
腕が筋トレしたような筋肉痛になる (ある体験者によれば) ので、利き腕にするのはやめた方がよい。接種翌日も仕事を休めるなら休もう。

関連情報はこちらにも→ 中和抗体って?:自然感染、変異株感染、ワクチン接種後の保有率は?

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