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動物:CITES、WWF、群れ、体温、聴力、睡眠についての考察。

2021/10/07
 
snow leopard
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絶滅危惧種のパンダ
絶滅しそうなのはパンダばかりではない。

*お食事中の方は一部の表記にご注意ください。

ヒト

動物界、脊椎動物門、ほ乳綱、霊長目、狭鼻亜目、ヒトニザル上科、ヒト科、ホモ属、サピエンス種の生き物。
地球にいるあまたの動物の一種にすぎない。パンダより繁殖力が強いので数が増えてしまったが・・・。
最も地球の生態系に迷惑をかけている動物。

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生態系

動物の生態系をファウナ、植物の生態系をフローラという。

サイレージ

サイロの中で発酵された牧草。牧草に乳酸菌等のよい菌が増え、硬い牧草が柔らかく美味しくなる。
また雑菌が増えないため保存性がよく、家畜も食欲が湧いてくる。

ペットの糞尿

アメリカでは1年でペットの犬・猫の糞尿が1千万トンにもなる。サンフランシスコ市では集められたゴミの4%にもなる。公園等に回収ボックスを置いてメタン菌でメタンガスを作る実験が進められている。
ただ嫌気性古細菌なので酸素のない環境でないと生成が難しい。一方牛の腸内には酸素がないためメタン菌が活発になり、牛のげっぷ・おならで大量のメタンガスが出ている。アメリカやオーストラリアの牧場は日本よりはるかに広いため、ウシちゃんたちのげっぷは温暖化に一役買うほどである。

珊瑚

腔腸動物の一種。イソギンチャクの仲間。ポリープの先にある触手に刺胞を持ち動物プランクトンを捉えて中央の口から体内に取り込む。ポリープを細胞分裂させることで増殖、群体となる。
動物だが光合成も行う。体内に小さな藻が共生していてこの藻が光合成してくれる。そのためには光が必要なので珊瑚は浅い海に生息することになる。
珊瑚の造礁作用(二酸化炭素の固定化)とシアノバクテリアの光合成作用で地球は酸素豊かな星になった。

蟹味噌

脳ではなく中腸腺。肝臓と膵臓を合わせたようなもの。鮟肝やフォアグラ、レバーの仲間。
グリコーゲンと脂肪に富む。

3倍体

人為的に作ったものが多い。食用アユ、カキなど。体が大きくなるため商業的には好ましい。

無性生殖

  • 利点:短時間で個体数を増やすことができる。相手を探す手間がない。
  • 欠点: 遺伝子の多様性が乏しいため、急な気候変動などに対応できず、絶滅しやすい。

有性生殖

  • 利点:減数分裂により遺伝子の組み合わせをシャッフルできる。天変地異があっても一部は生き残れる。
  • 欠点:集団が小さいと近親婚が多くなり遺伝病や奇形のリスクが高まる。

猩々(ショウジョウ)

麒麟と同じく中国の伝説上の架空の動物。オランウータンに特徴が似ていたため猩々と呼ばれるようになった。
ここからチンパンジーは黒猩々、ゴリラが大猩々と呼ばれるようになりひとつのグループ、猩々科となった。
酒を好んだという伝承から酒に集まる小さい蠅を猩々蠅(ショウジョウバエ)というようにもなった。
遺伝子工学は彼らあってのものである。

バイオフィリア

ヒトの脳には生き物が好きという性質がある。

汎化

何かを嫌いになると類似したものまで嫌いになること。本人には理由がわからない。

ヒトの祖先

手の働きによって生き延びられた。ハゲワシは嘴なので肉しか食べられず、ハイエナはあごが発達しているため柔らかい骨は噛み砕いて食べられるが、カモシカなどの大きな動物の大腿骨は固いので食べられずそのまま残して立ち去る。

骨髄は脂肪が多く栄養価が高いのでヒトの祖先は手で石を使って骨を削り、骨髄を取り出し食べていた。
インパラの4本肢の骨髄だけ食べても1頭で1,500キロカロリーになる。アウストラロピテクスは栄養価の高い食事をしていたと考えられる。

埋葬方式

牛よりサイズの大きい生き物の骨格を得るにはよい。土地の確保と発掘の手間が問題。
象だと2年は埋めてから待つのでその間利用しないで済む土地でないと適さない。
また腐敗臭を抑えるにはキリンなどでは2m以上深く埋める必要がある。パワーショベルが動ける広さが必要。
深く掘りすぎると微生物の活性が落ち込み、腐敗より乾燥のスピードが速くなり遺体がミイラ化、死蝋化してしまう。それでは博物館に展示できない。

ベルクマンの法則

ドイツの生物学者ベルクマンが1847年に発表。「寒い地域に住む動物ほど体が大きい」とする説。クマは東南アジアから北極圏まで生息しているが、マレーグマは小型で日本のツキノワグマはそれより大きく、ヒグマは更に大きく、ホッキョクグマに至っては体長3mにもなる。

体積が大きくなるほど相対的に表面積が小さくなることから数学的に説明できる。哺乳類が体から発する熱は体積に比例する。熱は体表から失われるため表面積の相対比が小さくなればそれだけ熱の発散を押さえられる。

アレンの法則

近縁の種が分布するとき、寒冷地ほど体の突出部が小さくなる傾向がある。耳、口吻など。

サルは距離を正確に把握するため左右の目が同時に同じ方向を見られるよう同じ面にある。ウマは左右の目が見える範囲が別々。外敵をいち早く発見するため。サルの目に色覚があるのは緑の中にある赤い実を見つけるため。

拇指対向性

モノを掴むため親指が他の4本と向かい合って付いていること。

リスやクマなど木に登る動物には鉤爪、サルやヒトなど登らない動物には平爪がついている。

CITES(ワシントン条約)

「絶滅の危機に瀕する種の国際商取引に関する条約」のこと。1973年ワシントンで80カ国の代表により採択された。
ワシントン条約違反で没収された動物は、原産地に送り返され、自然に帰される建前になっているが、まず実行はされない。日本ではその費用を相手国に負担させることにしているため。

結果、通産省(現経産省)から国庫に帰属し、社団法人「日本動物園水族館協会」を経て、各地に飼育が委託される。

WWF (World Wide Fund for Nature)

世界自然保護基金。世界の国と地域で絶滅危惧種を守る活動をしている団体。動物の保護にもちろん異存はないが、かわいい動物ばかりフューチャーされるのはいかがなものか。可愛くなくても絶滅に瀕している生き物はたくさんいて、またそれぞれに生きる権利がある。これは美人でないヒトにも言える理(ことわり)ではなかろうか・・・。

詳しくは→ https://www.wwf.or.jp/

レッドデータ・ブック(RDB)

これに載っている種は絶滅するかも知れない動植物。IUCN(International Union for Conservation of Nature :国際自然保護連合)が出版。1948年創立、本部はスイスにある。

野生動物のDNA鑑定

野生動物の採血は捕獲、麻酔が必要なため簡単ではない。新しい方法では口内細胞や毛根細胞、フンの表面の腸内細胞、尿に含まれる膀胱の細胞から抽出した少量での分析が可能となり、親子鑑定がしやすくなった。
チンパンジーやボノボには繊維の多いサトウキビを食べさせ、吐き出したカスから口内細胞を回収するなどの方法が定着した。

ロードキル

日本の高速道路での野生動物の交通事故死はタヌキが一番多く40%を占める。
次いでハクビシンの2種で9割近くを占める。今や渋谷にまで現れる。

ネオフォビア

新奇物忌避。動物は知らないものは最初少ししか食べない。自然界に獣医はいないからだ。

アニマル・ウェルフェア

EUは積極的に取り組んでいる。家畜福祉、動物福祉。家畜を飼養する際の生命倫理。屠畜するにしてもなるべく残酷でない方法を採るようにしようという考え。ヒトは他の動物の肉や卵や魚を食べて生かされているのだから。実験動物たちもまたしかり。

脊椎動物 (Vertebrata)

脊椎骨が連なった脊柱を中心とする内骨格を持つ動物。全動物種の中の5%にも満たない。残りは無脊椎動物。
内骨格により巧みな運動と大型化が可能になった。動きが速い動物はすべて脊椎動物。

短距離ならチーター(120㎞/時)、泳ぎならバショウカジキ(110㎞/時)、飛行ならハヤブサ(370㎞)など。大型化の例では草食恐竜は全長40m、体重40トン、現存する中で最大はシロナガスクジラの全長30m、体重100トン。どれだけ食べたら満腹になるのやら・・・。

生物の勝ち組

最も成功したのは藻や珪藻類。次に動物プランクトン。オキアミの総体重は90兆トンに達する。
高等動物は繁栄レースに敗れて高度化するしかなかった負け組である。

島嶼(とうしょ)化

大陸から島にやって来たある種の生物のサイズが世代交代が進むにつれ変化していく現象。
島ではゾウでも大きい体をしているメリットが少ない。大型の肉食獣がいないし余計な食料摂取が必要になるため。面積が限られた環境では干魃が起きたとき餌にありつけない。
大陸ならば餌のある場所に長距離を移動してでも辿り着くことができる。
それゆえゾウでも鳥でも住む場所により同じ種であっても体のサイズが劇的に変わる

方向性選択

淘汰の前と後で特徴が一定の方向にシフトすること。嘴の大きさなど、その環境で生きるのに適した形質だけが生き残る。ダーウィンたちはそれに気づいた。

安定化選択

生き物のサイズのバリエーションが少なくなっていくこと。ヒトで言えば出生体重が小さければ生存率が落ちるが、かといって大きすぎても帝王切開などの技術がない時代には母子ともに死亡リスクが増してしまうため、自ずと生まれるサイズが限定されてくること。

適応拡散

ライバルのいない場所にたまたまやって来た恵まれた種は複数のニッチを埋めるようにたくさんの種に分化していく。

生物の分布

緯度による。赤道直下では地表面が太陽に対して垂直だが、北緯60度の地点では地表面が太陽光に対して60度傾いているため単位面積当たり得られるエネルギーは赤道の半分しかない(三平方の定理)。
そのためほぼ丸い地球にはいろいろな気候帯が存在し、それに適応した生物がいろいろ見られる。

聴力

高齢になると耳が遠くなると言われるが、全体が衰えるのではなく、高い音が聞き取りにくくなる
2006年にイグ・ノーベル賞を受賞したモスキート音は聴力の加齢による低下を利用したもの。
20代までの若者にだけ聞こえる17,000Hzの不快な高音を出すことで店や公園に屯する若者をどかそうとした技術。
すばらしい!渋谷と早稲田駅前でも流せばいいのに。

高い音についてはヒトよりイヌやネコの方が敏感。イヌで40,000Hz以上、ネコで70,000Hz以上、ウシやウマで30,000Hz以上が聞こえているとされる (どう調べた?)。
ヒトは20,000Hzを超える(超音波)と聞こえなくなる。
イヌ笛は30,000Hz前後でイヌにだけ合図を送れるようになっている。

ライオン

日本に来たのは江戸時代末期だが、それより以前から嗣子を霊獣として信仰してきた。
獅子頭は魔を祓う、悪を食べるとして獅子舞のルーツとなった。見物人の頭を噛む動作をするのは人の体に取り付いた邪気を食べるため。
狩りも子育ても雌が団体で行い、雄は獲物を仕留めてからやおら登場して真っ先にむさぼり食う。
しかし年を取って若い雄にトップの座を奪われるとすべてを失い、群れから離れてやせ衰えて死んでいく。
子ライオンが成獣になれる確率は50%くらいしかない。人生(?)が厳しいのは地球上どこでも同じ。

きりん

偶蹄目キリン科。体高3.5m、体重1t。血圧は260~160で高血圧。反回神経が6mもある。アカシアが好きで50㎝の舌でうまく食べる。舌で目を舐められる (凄い!)。
歩く時は側対歩、走る時は左右の肢を揃えて踏み出す。時速60kmを越すこともある。耳の下のワンダーネットで血液の補給と血圧の調整をしている。頚椎は7個、長いだけで数はヒトと同じ

主食のトゲアカシアを食べられるぎりぎりの長さになっている。ワンダーネット(毛細血管網)があり、血流を調整している。心臓から脳まで2m近くあるため、血圧が高い。頭が上でも下でも同じ量の血しか行かないようになっている。ワンダーネットがあるのはキリンとオカピだけ。下の水を飲むときは前足を目一杯拡げて首を下げる。

肉食動物の餌にならないよう絶えず警戒しなくてはならないので睡眠は勢い短くなり、約20分しか寝ない
熟睡するのはそのうち12分くらい。
キリンや象が立ったまま寝るのは体重で内臓が圧迫され、血流が悪くなるため。
赤ちゃんのキリン、象は横になって寝る。因みに「麒麟」は「鳳凰」と同じく中国の伝説上の動物。

動物の睡眠

どんな動物も食われるリスクを抱えながらも睡眠は取っている。睡眠中脳から成長ホルモンが分泌されていて、細胞の再生を手伝う。おとなより子どもがよく寝るのはそのため。脳の神経細胞にも栄養がいくため睡眠障害になるとうつ病となる。記憶の定着にも関与している。また睡眠不足は肥満を助長する

睡眠が4時間のヒトは7時間のヒトより約70%も肥満になる確率が高い
空腹を感じるホルモンのグレリンと食べるのをやめようとするホルモンであるレプチンのバランスが崩れるため。
睡眠不足になるとレプチンが減少するため食欲が増進されてしまい肥満となる。
またコルチゾールというストレスホルモンも分泌され、インスリンの分泌を促すので体内に脂肪が蓄えられやすくなる。
故に睡眠不足は成長不振、ストレス、肥満、うつ病を誘発する。
子供を夜遅くまで起こしておくのは親として無責任である。

群れ

捕食の危険から身を守るため群れている。群れが大きいほど自分が犠牲になるリスクは減る。これを希釈効果という。弱った個体や子どもがまずは食われるが、他の個体は逃げ延びることができる。
群れで一番優位な個体をアルファという。ヒトでいうと××さんみたいなフィクサーか・・・?

消化管

草食動物の消化管は肉食動物のそれより長い。猫は体長の5倍、犬は6倍だが、山羊は26倍、羊は30倍もある。植物は動物の肉より消化しにくいため。草食動物はセルロースを分解する細菌を体内に飼っていて分解させ栄養とする。馬、兎は盲腸が、牛や鹿は胃で細菌を繁殖させている。草は肉より栄養価が乏しいためたくさん食べなければならない。ヒトもセルロースを分解できたら食糧問題もあっさり解決となるのだが。

月経

霊長類では子宮内膜が分厚くなり、妊娠が成立しなければ剥がれ落ちて血液とともに体外に排出され月経となる。
しかしイヌ、ウシ、ブタ、ヒツジなどは無駄になった子宮内膜は体内に吸収されるため月経にはならない。
体外に排出すると匂いで捕食者に見つかってしまうからと考えられている。
イヌやウシは発情期になるとエストロゲンの作用で子宮内膜が盛んに再生されるため子宮が充血、陰部から出血するが、月経ではない。

性の決定

哺乳類は遺伝による。ワニや亀は卵の孵化温度による。魚類の中には性を転換する種類もある。ミミズ、かたつむり、サナダムシなどは雌雄同体。異性と出会うことが極端に少ないため。出会った個体と互いの精子を交換し、両個体が産卵することで確実に子孫を残せる。

脂肪

常温で固体のものを脂肪、液体のものを脂肪油という。炭素、水素、酸素の三種類だけでできている。
炭素の二重結合、三重結合を持たない飽和脂肪酸(パルミチン酸、ステアリン酸)と、持つ不飽和脂肪酸(オレイン酸、リノール酸)がある。飽和脂肪酸は鎖状になっていて分子同士が接近しやすく、分子間結合力が強いため融点が高くなる。故に飽和脂肪酸を多く含む動物性油脂は室温で固体のものが多い。バター、ラードなど。

無性生殖

環境が変化しなければ有性生殖より有利。相手を見つける必要がないのと、多細胞から出発できるので短期間で成体になれるため。しかしどの個体も持っている遺伝子が同じであるため、ひとたび何か環境変化があると生き残ることが難しく絶滅しやすい。有性生殖は遺伝子のバリエーションがあるため変化に強い個体も生まれ、一部は生き残れる。

体温

恒温動物の体温は36~42℃の範囲に収まる。代謝を促進する酵素はタンパク質であるため35~40℃のとき最も効率よく働くため。一般的な化学反応は温度が高いほど反応速度が上がるものだが、体内では異なる。
タンパク質は60℃以上では分子の立体構造が壊れ失活してしまうため。
焼いた肉は元に戻らず、卵もゆでると生には戻らない。
空を飛ぶ鳥は運動量が多いため体温も高く40℃以上。
ヒトは体温が1℃下がると代謝は2/3、免疫力は1/10まで落ちる
低体温だと体がだるかったり病気に罹りやすくなったりするのはそのため。
冷えは禁物。体は温めよう!変温動物は体温を維持することができないため冬眠する。

便

未消化物(主にセルロース)15%、小腸の上皮細胞30%、腸内細菌・その遺骸50%からなる。哺乳類はセルロースを分解する酵素を持っていないため。
食物線維(セルロース、マンナンなど)は腸内細菌の栄養となり腸の働きを活発にして便通をよくする。水銀やダイオキシンも吸着、排出してくれる。

小腸の上皮細胞は寿命が最も短く、1.5日。垢やフケのように剥がれ落ち、便となる。
ゆえに断食していても便は出る。腸内細菌は約1,000種類、1,000兆個も生息している。
ヒトの細胞は60兆個しかないというのに。

尿

主成分は尿素。アンモニアは殆ど含まれていない。原則無菌。糸球体で濾過される原尿の量は200リットル/日
タンパク質は窒素原子を含むため分解されるとアンモニアが発生するが、有毒であるため肝臓で毒性の低い尿素に変えられる。トイレがアンモニア臭いのは便器の細菌により尿素がアンモニアに分解されるため。

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